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オリンピック-マーケティング学科の視点

バンクーバーでのオリンピックが終了しようとしています。普段はみることのあまりない種目の選手の活躍をみるのはとても楽しいことです。スポーツはマーケティングの視点からもみることができます。各用具メーカーは自社の用具を使ってメダルを取ってもらうと売上げに繋がりますので、メーカー名がよく写るように工夫していたり、選手もそうするようにしているはずです。特にスキー競技はそれが顕著と思います。それに対して、フィギアスケートは、だれがどこのメーカーのスケート靴を履いているのかはわからないと思います。競技による違いもあるわけです。これは、オリンピックに限ることではなくて、いろいろなスポーツにおいても、ブランド名の出し方や、スポンサーとの関係などのマーケティング学科の視点でみると面白いはずです。（東洋大学：長島）

接客-マーケティング学科の視点

さきほどの店長の話の続きです。そろそろ帰ろうかと思った時に、

もう一ついかがですかと追加注文を促してきました。そうすると、ついもう一つ頼んでしまいます。この一声がないと帰っていたはずの顧客の売上げをちょっと上げることに成功しましたわけです。顧客の状況に応じた的確な一声は店全体の売上げを左右することになります。アパレル店にいって、うまい接客でつい買ってしまったり、買おうかと思っていたのに、接客する人が来なかったり、うまい接客してくれなて、買うのを止めたことなどありませんか？サービスには、接客以外の部分もあります。マーケティング学科では、サービスを深く考えていきます。（東洋大学：長島）

ダッシュ-マーケティング学科の視点

たまたまある飲食店にいます。先ほどからキビキビ働いている店長があるテーブルでコップを倒した音を聞きつけたとたんに、手にはだいふきをもって店員にダッシュと声をかける凄さ、みていてもとてもいい気持ちです。その場で素敵なな振る舞いをみると居心地がよくなります。 サービスの本質をみた感じです。あなたはどんないいサービスを経験しましたことがありますか？マーケティング学科には、サービスマーケティングなどサービスの研究をする科目があります。（東洋大学：長島）

看板-マーケティング学科の視点

先日、とある温泉にいきました。その中心部に写真のようなコンビニエンスストアがありました。これをご覧になって、なにか気がつきますか？そうです。よくみるセブンイレブンの看板とは色が異なっています。色はとても重要なマーケティング要素です。景観条例があるのかは確認していませんが、周囲に溶け込む色使いとなっています。観光地ではみることがあります。企業の通常の色使いができることは、存在を知ってもらうには有効ですが、周囲の雰囲気を壊すことになると、かえって不利になることがあります。いつもと同じこと、いつもと違うことをよくみて、なぜそうなっているのかを考えて見て下さい。そのような見方を心がけると、マーケティング学科のものの見方になれていきます。（東洋大学：長島）

 
 
 
 

略称について-マーケティング学科の視点

住警器（一回で変換できません）の話に関連して、住宅用火災警報器を住警器というのと、木村拓哉をキムタクというのは、同じ発想です。長い言葉を４文字なら４文字で表すというのは、ブランド化に通じるものがあります。商標法（ブランドに関する法律と理解して下さい）では、抽象的な言葉でないと登録商標になりません。そうすると、単に対象をしめすだけではなく、それを略称にすることによって、ブランド化することができます。ブランドについては、また書きますが、マーケティング学科の大きなテーマの一つです。（東洋大学：長島）

住警器って-マーケティング学科の視点

住警器ってごぞんじですか。

住宅用火災警報器の略だそうです。はじめて消防署の前でその言葉をみたときは、理解できませんでした。住宅は今年の４月１日までに、住警器を設置することになっています。きょうは、ホームセンターにいって買ってきて取り付けました。今日のポイントは、法規制と需要ということです。法規制によって需要が発生することもあるということです。各家庭につけなくてはならないとなると、買う予定に無かった人も買うことになります。これに限らず、法律は企業としてどうすることはできませんが、マーケティングに大きな影響を与えています。マーケティング学科では、法規制とマーケティングも研究テーマの一つです。（東洋大学：長島）

日本の広告費-マーケティング学科の視点

電通が２００９年の日本の広告費を発表した。新聞広告費が大きく減少した。インターネット広告費は、微増であるが、ついにテレビに次ぐ第２位を占めた。

新聞、ラジオ、テレビ、雑誌のことをマスコミ４媒体とかつて習ったが、インターネットが、順次その地位を高めていった。新聞を抜くにはもう少し時間がかかるかと思っていたが、景気問題もあって、急速に変化してることを実感させる。自分自身が最近どのように情報を探しているのか考えてみてください。マーケティング学科では、広告をいろいろな視点から研究しています。（東洋大学：長島）

三角折り-マーケティング学科の視点

トイレットペーパーの三角折りをご覧になったことがあると思います。これは、なぜ行われているのでしょう。従業員が作業をした証となります。これは、サービスの有形化といわれます。無形のサービスを目に見えるようにする効果があります。この写真では、ちょっと見にくいかもしれませんが、Ｍの字のエンボス（押印）があります。単に三角折りをするだけではなく、押印することによって、サービスの有形化をさらに補強することができます。さて、このＭとはどこでしょう。ディズニーのホテルミラコスタです。ディズニーは世界有数のマーケティングカンパニーで学ぶところは多々あります。どんなところででも、マーケティング学科の発想で学ぶことができます。（東洋大学：長島）

 

ブランド拡張-マーケティング学科の視点

一般に認められたブランドをそれまでと異なる製品グループに適用することをブランド拡張といいます。イソジンは、うがい薬として認められていましたが、そのブランド力を使って、今度はハンドウォッシュを販売しました。イソジンのブランドイメージからみて、強力な殺菌効果を顧客に与えることができるはずです。その際にイソジンの名前を使うことによって、マーケティング費用を節約できるはずです。

さて、ここで問題です。イソジンのブランド拡張の別の例をご存じですか？マーケティング学科では、マーケティング用語を学んだら現実の事例を思い浮かべてみることをしています。（東洋大学：長島）

 

ニューヨークバーガー-マーケティング学科の視点

第２弾として、ニューヨークバーガーがでました。

テキサスバーガーとの味の差はおいておくとして、なぜ、連続して新製品をだすのでしょう。

今後も含めて４つのバーガーのなかで、定番（期間限定ではなく、通常販売すること）になるものを、顧客に選択してもらう可能性がある。

短期間に連続して新製品を出すことによって、それぞれを買ってもらう動機づけをできる。

などがあるでしょう。顧客に顧客であり続けてもらう（顧客維持といいます）ことは、マーケティング学科で学ぶことの一つです。（東洋大学：長島）