電車の駅(道の駅もありますね)にいくと、カードサイズの時刻表を配布していると思います。最近ある駅で、時刻改訂があるが、ポケット時刻表は配布しないで、PCやケータイで見て欲しいということが掲示されていました。いままでは、ポケット時刻表は定期入れにいれておいたり、壁に貼っておいて、使っていたと思います。最近はたしかに、ケータイサイトで電車の時刻表をみたり、乗り換えに関する情報をみたりしています。ポケット時刻表は鉄道会社の費用で配布していたのでしょうか?ポケット時刻表には広告がのっていると思います。マーケティング学科では広告も大事な研究対象です。ポケット時刻表に頼らないで、他の手段を時刻を知るようになる人が増えると、ポケット時刻表をもらう人が少なくなると、広告としても見てもらえる人が少なくなる。もらった人も必ずしも見ないとなると、広告を出す会社(広告主)からみて、広告効果が低くなってしまうと、広告を出さなくなってしまいます。もちろん、経済一般の状況もあります。マーケティング学科では、ポケット時刻表という小さなカード一枚も広告媒体(テレビ、新聞など広告を掲載するところ)としてみることができますし、現在の消費者や経済の変化の反映を見いだすことができます。(東洋大学:長島)
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