先日、ある駅ビルのホワイトデーコーナーを通りました。既存の店舗はもちろん、期間限定の出店もありました。多くは、チョコレートの店でした。マーケティング学科の視点として、どんなことがかんがえられるでしょう。ホワイトデーは、バレンタインデーのお返しの日として、私が子供の頃はマシュマロとかいっていました。いろいろな業種がホワイトデーのお返しに取り組みましたが、成功したのでしょうか。もともとのバレンタインデーも、仕掛けられたものです。チョコレートは、日常的なものから、小粒でも極めて高価なものがあったり、ブランドが浸透している高級品などがあり、プレゼントには状況に応じて使いやすいものといえます。そのお返しとして、なかなか対応するような商品がないのが現状なのでしょう。そうすると、結局同じカテゴリーのチョコレートが使い勝手がいいということで選ばれやすく、出店もチョコレート中心となるのでしょう。前にカレンダープロモーションということを書きましたが、顧客の心を掴んで、的確な企画を提示できないと、なかなか成功しないことになります。(東洋大学:長島)
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