先日、とあるデパートへ行きました。買うブランドが決まっていたので、店内案内図でそのテナントがどこになるのかみていたら、係の人がなにかお探しでしょうかと声を掛けて下さいました。もちろん、デパートには、案内所があるものですが、そこにいくのも面倒なものですし、他のお客様がいると、時間もかかるので、できれば行かずにすませたいと思ってしまいます。こちらがどこにあるのかなという顔をしていたのか、適切に声を掛けてくれると、実に気持ちよく買い物ができます。マーケティング学科の視点としては、常に声を掛ければいいわけでもなく、お客さまがそっとしておいてもらいたいと思っている時もあります。その見極めが接客のポイントです。デパートの閉店が新聞の1面トップをかざるような時に、この見極めができるのであれば、撤退もないのではと思います。(東洋大学:長島)
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